日本の仕立て職人の魂の伝道者に 「不易流行」
1927年の開業以来、時代を経て服作りのスタイルは大きな変革を遂げました。
流行のデザインやシルエット、マテリアルは変遷します。
日本の仕立て職人の魂は、変わることなく厳然と在り続けます。
昭和の仕立屋の長女として生まれた私は、物心ついた頃には周り中を何十人もの働く大人に囲まれていました。
工房を遊び場に住込みの職人さんととともに生活し、職人さんの息づかいや目配りを肌で感じ、ごく自然に職人さんの「スイッチ」を身体にインストールしました。
こんな私だからできることは…、
「着る人」の思いを「作る人」につなげることではないか…
と感じています。
「着る人」「作る人」「関わる人」みんなが幸せになる仕立服(=志立服)を目指して精進する。
努力を重ねる姿を現していくことが先達への報恩となり、次世代へのバトンとなり得ると信じています。
日本のものづくりを守り、着る人の輝きを引き出し、日本人としての矜恃を体現する幸福な社会をつくることが、私どもの精神の基盤です。
毎日が楽しく輝く服でパフォーマンスを高め、生き甲斐ある人生を充実させてください。
私どもがお手伝いさせて頂きます。